
わたしの家では、もう長「こと猫を飼っています。
おばあちゃんといってもおかしくないくらいの年齢で、若いときと比べるとあまり動かなくなりました。
最近では少し食べることだけが頼りで、あとはひたすら横になっていて痩せてやつれてきました。
痩せてきたのは、筋肉が落ちてきたせいもあるでしょう。
少しでも健康でいてもらいたいと思い、キャットフード選びには細心の注意を払っています。
どのようなキャットフードの選び方をしているかというと、年齢的に運動で筋力をつけるのは難しいと思うので、今ある筋肉を維持するためには、消化吸収の良いタンパク質を多く含むフードを選ぶようにしています。
筋肉は絶えず壊れては作られているので、運動すれば作るのが促進されますが、運動無しで現状を維持するためにはタンパク質が必要です。
また、胃腸も弱ってきていると思うので、柔らかめのものを選んでいます。
けれども現在販売されているキャットフードを探しても、両方を満たすのは難しいです。
ですから、高タンパクのフードに、ウェットフードを少し混ぜて表面にまぶすような感じにし、ドライフードにウェットフードの水分が移って全体的に柔らかめな状態で与えるようにしています。
また、市販のキャットフードには穀類も多く含まれていますが、猫の腸は炭水化物の吸収には不向きで、エネルギー源にするなら脂肪の方が適しています。
そのため、炭水化物(穀類)の多いフードは胃腸に負担をかけ、そしてエネルギー源としては利用しにくいと言う難点があります。
だから、穀類はできるだけ入っていないものを選んでいます。
フードの原材料は、使用量の多い順に表記するよう法で定められているので、一番最初にタンパク質、穀類はできるだけ後に表記されているものを買います。
良心的なペットショップならば、殆どのキャットフードの原材料や成分比も載せているので、参考までにいくつか比較して購入するようにしています。