
猫を飼い始めた時、ペットショップの人から、餌はキャットフードにするようにと言われました。
それで、とりあえず、ペットショップで猫が食べていたキャットフードをもらってきたんですが、その後、猫についての本を読むと、今は、昔のように、人間が食べた物の残りではなく、専用の食べ物をあげるのが普通であると書かれていました。
なぜ、人間が食べ物の残りでは食べ目なのかというと、塩分が多いからということでした。
たとえば、ねこまんまと呼ばれる、ご飯に味噌汁をかけたものなどがそうです。
猫は人間と違って、塩分をうまく排出することが出来ず、それがよくないということでした。
なので、うちでは、基本的に、猫の食べ物はずっとキャットフードです。
ただ、人が食べる物を与えることもあります。
たとえば、お刺身などです。
醤油などをかけていない状態であれば、刺身には塩分はないはずで、特に問題ないですからね。
また、猫のおやつと呼ばれるものをあげていた時もあります。
どういうものかというと、鳥のささみなどです。
真空のパックに入っていて、値段はだいたい100円ぐらいです。
猫というのは、常に同じキャットフードを食べていると飽きてしまうようで、飽きるとまったく食べなくなってしまうことがあるのです。
そういう時に、猫のおやつをあげると、勢いよく食べてくれます。
それで、飽きをリセットして、またいつものキャットフードを食べてもらうわけです。
ただ、刺身であったり、猫のおやつというのは、主食になるほど与えない方がいいですね。
というのは、そういった食べ物しか受けつけなくなってしまうことがあるからです。
うちの猫の場合、一番最初に食べていたのは、よく、カリカリと呼ばれる乾燥したフードでした。
ペットショップから、ずっとこれを食べていたからと言われてもらってきたものです。
しかし、ある日、ウェットタイプのキャットフードをあげたら、それ以降、カリカリをまったく食べなくなってしまいました。
ウェットタイプの味が気に入って、カリカリを受けつけなくなってしまったというわけです。
ウェットタイプのフードは、カリカリと比べて高いので、それ以降、餌代がかさむようになりました。